大学授業・個人制作 / 2022
MIEL
失敗談の共有は、次の一歩につながるか。
失敗を恐れて行動できない気持ちに向き合い、失敗談と励ましを共有するサービスを提案しました。
- 制作
- 大学内授業・個人制作
- 期間
- 2022.11–12
- 役割
- 調査・サービス提案・画面制作
- 評価
- 2022 演習課題作品展 優秀賞

01 / 課題と対象
失敗した自分を想像し、行動をためらう。
ウェルビーイングに資するデザインという課題で、失敗への恐れに着目しました。20歳の大学生18名へのアンケートでは、17名が失敗を恐れて行動できなかった経験を回答しています(制作時の記録p24)。この学生調査は、一般の大学生全体を代表する統計ではありません。
02 / 調査と仮説
成功談ではなく、失敗を共有する。
失敗した自分や他者からの評価を恐れた学生16名の経験を集め、周囲の後押しが行動のきっかけになるという方向を見いだしました。
続いて20代の大学生4名がオンラインで失敗を100個出し合う場を設けました。失敗を話したときの気持ちに着目し、失敗談・励まし・リアクションを組み合わせる提案につなげました(制作時の記録p24–25)。
03 / 画面と流れ
読む・投稿する・励ます、をつなげる。
閲覧者は似た失敗を検索し、投稿と他の人のリアクションを読む。投稿者は自分の失敗を書き、反応を受け取る。この二つの流れを基本・検索・投稿画面に落とし込みました。
カジュアルで親しみやすい色とイラストを採用。配色による心理効果が実証されたという意味ではなく、制作時の表現方針です。

04 / 成果と批評
共有への手応えと、独自性の課題。
少人数の共有の場では、話しやすさや前向きな気持ちに関する感想がありました。作品は2022演習課題作品展で優秀賞を受けています(制作時の記録p21)。
一方、提案後の意見には既存SNSとの機能重複もありました。共有する範囲や、前向きなフィードバックのあり方を深める必要が残りました。
05 / 限界と今後
行動が変わるかは、別の検証が必要。
アプリの実運用や長期的な行動変容は検証していません。少人数の感想を、失敗への恐れを減らしたという因果的な効果には置き換えられません。
今後の検討点は公開範囲、傷つける反応への対策、投稿したくない経験を扱わない仕組みです。制作時の学びをもとにした次の課題として記載しています。
出典・掲載範囲
- 過去ポートフォリオ(2022–2024)p21–30。原本は個人資料として保管。
制作当時の記録をもとに、取り組みと振り返りをまとめました。
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